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STORY

STUDIO FNCの仕事の裏側を公開

そのタイミングに気付けるか、気付かずそのままか

#story16「きっと変わる、そんな話」

2020年5月1日。STUDIO FNCのホームページを全面リニューアルいたしました。前回のホームページをリニューアルしたのが2017年。およそ、3年の間、同じデザインを使用してきましたが、ありがたいことに案件が増え、作品集の更なる拡充化を目的に、リニューアルを実施しました。また、4月1日に法人化したこともきっかけの一つです。

 

リニューアルに伴い、絵本・保育関連事業の取り扱いを終了し、キャラクター制作事業へ統合いたしました。また、一部情報の整理も実施し、より見やすいホームページを作成いたしました。今後、この新しいデザインのもとで、STUDIO FNCの情報をもっと伝えてまいります。

さて、新型コロナウイルスの影響で、我が国でも史上初となる緊急事態宣言が発令され、外出自粛を求められ、未だ嘗て経験したことのない社会の光景が広がっています。

そんな中で注目を浴びているのがテレワーク。自宅で仕事をし、会議はオンラインを使用し、直接的な接触を避けるというもの。実は、私たちSTUDIO FNCでは、元々、テレワークを導入しており、このような自体になった場合でもすぐに対応することが可能でした。働き方改革としても「事務所」や「出勤」という元来に囚われない形で自由な働き方を推奨してきました。そのおかげで、特段トラブルもなく、現在も業務が遂行できています。

もちろん、リアルで会うことが一番、刺激的であり、直接の感覚はやはり人間的であると感じる一方で、どうしても一つの場所に時間をかけて出向き、集まり、たった1時間のMTGをするという非効率な時間の使い方にいつも疑問を感じていました。

交通費や移動中の無駄な時間がかかること。果たして、本当に必要なのかと常に疑問に思っていたことです。

効率よく、限られた時間を有効に活用していくためには、無駄を省くことが必要不可欠です。その点において、今回の出来事は、きっと未来をみた時に転換点となると感じています。

そして、もう一つ。「組織」というキーワード。これも、新たなスタイルに変わるものだと思っています。私たちSTUDIO FNCは、基本的な会社操業に関しての大きな権限は、代表・副代表2名のみとし、各種案件毎に関しては、ワークグループを作り、その案件に見合ったメンバーが集まり、その中で全ての決定権を持ちます。案件が終われば、そのワークグループは解散し、またそれぞれの活躍の場へ戻ります。

もちろん、ワークグループを作る際には、書面での契約をきちんと行います。この点は抜かりありません。きちんとした決め事を先に設定しておくことも必須事項です。

このようなスタイルにすることで柔軟な発想と柔軟な行動が可能となり、また制作スピードの向上にも役立ちます。常にスピード感を持って行動することで、大きな柵なく活動が出来るようになり、作品の価値向上にも貢献することが可能となるのです。

誰々部長の確認が必要、上長確認が必要など、個々に責任を持たされていないような企業は既に時代遅れでしょう。そんな企業とは仕事上でも意思疎通が出来ないことが多くあります。

その場で決定出来ないような人材がいる時点でかなり厳しいです。

STUDIO FNCは、個々が責任を持ち、そして、自由に行動できる、柔軟な発想が出来る、そんな場所を作り出しています。

このようなワークスタイルが今後も広まっていくはずと信じています。そして、今、その転換点にまさにきているのではないかと思います。5Gサービスが始まり、よりリアルに近づいたオンラインの時代がやってきている中、オンラインでの仕事のあり方がますます導入されることになります。そして、それは、同時に今までの「会社」としてのあり方が変わることにもなるはずです。

 

副業可能にするとか、出勤時間が決まっているとか、朝礼があるとか、そういう前時代的なことをしているようでは、あっという間に時代に取り残されていきます。

より、スピード感を持ち合わせた新時代のワークスタイルを確立できるように企業は場所を提供し、また、個々もその状況に対応する必要があります。

それが組み合わさって初めて「仕事」が確立する気がしています。

私たちは、これからも常に時代の波よりももっともっと向こう側を歩み続けられるようにしていきます。

文・青田竜之介  写真・青田竜之介  更新・2020年5月1日

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